トロット歌手の太進亜(テジナ)が、妻である李浩平(イ・ホピョン)さんの認知症の症状が改善されたことを明かし、感動的なエピソードを語った。27日に放送されたMBNの番組「特定世界」で、太進亜はトロット歌手の金陽(キム・ヤン)との対談の中で、最近の妻の様子を語った。
太進亜は、妻の看病をしている中で、認知症の進行が突然止まったと述べ、最近では「お父さん」と呼ばれたことに感激し、思わず涙を流したという。彼は、テレビを見る時間が2~3分しか取れないほど妻の顔を見つめることに専念しているとも話し、妻への深い愛情を表現した。
また、最近の衝撃的な出来事として、妻が太進亜の過去の不倫を告白する場面があった。妻は、自身が認知症になった理由について、「あなたの浮気が私をこうさせた」と涙ながらに訴えた。この発言にスタジオは緊張感に包まれ、太進亜も驚きを隠せなかった。
過去の出来事が現在に影響を及ぼしていることを示唆するこの発言は、視聴者に衝撃を与え、多くの人々の関心を集めた。太進亜は、妻の言葉に対して「彼女は過去と現在を混同している」と説明しようとしたが、妻はその言葉に反論し続けた。
さらに、太進亜は、故・宋大寛(ソン・デグァン)さんの突然の死に対する思いや、彼との最後の会話についても触れ、感情を吐露した。彼は、これまでの苦労を乗り越え、今後も妻を大切にしていく決意を新たにした。
太進亜は、妻の病気を抱えながらも、周囲の人々に対して思いやりを持ち続け、後輩たちに対する支援も欠かさない姿勢が評価されている。音楽界での成功を収めながら、他者への配慮を忘れない彼の姿勢は、多くの人々に感動を与えている。今後の活動にも期待が寄せられる。